私たちの研究室では、原子・分子の世界を実際に見て、触って、操作することから始まり、特に有機分子や炭素材料を操ることにより10億分の1メートル(1ナノメートル)の世界で「ものづくり」を制御することができるようになっています。また、そんな小さな世界のさまざまな現象に伴う、微小な物理・化学量を精緻に計測する新しい装置を開発し研究を行っています。一方で、それらの知識をもとに、新しい概念に基づいた新規なデバイス開発にも取り組んでいます。
◇共同研究その他
物理学系専攻 精密工学コースでは、各研究室間での日常的な討論を行うとともに、世界有数の性能を持つクリーンルーム施設等をベースにした、外部の産官学拠点との共同研究も積極的に行っています。私たちの研究室では、物質材料研究機構、SPring-8(播磨理研)、など多方面との共同研究・研究協力を遂行中で、大型予算、人・物の交流、研究成果の共有等が進行しています。研究課題に関して一つの研究室で深く掘り下げ、そのオンリー・ワン、トップ・ワンの成果をもとにして、共同研究を通じて更なる研究及び技術発展を目指しています。これにより学生やポスドクについても広いキャリアパスが開けています。
◇研究室に入るためには
好奇心旺盛な意欲を持った学生さんを募集しています。入学時の専門分野は問いません。皆さんはよくご存知のように、現在、科学の最先端は「異分野融合」です。
研究室を見学してみたい、大学院学生の雰囲気を知りたい、大阪大学の先生と科学や技術に関する日本の将来について熱く(?)語りたい、そんな人はまず連絡を。
研究室へのコンタクトは
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大阪大学大学院博士前記課程・博士後期課程の入試情報は
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これまで他大学から当研究グループに配属された学生・ポスドクの出身大学一覧
・大学院学生
サラワク大学(University of Sarawak、マレーシア)、バンドン工科大学(Institut Teknologi Bandung、インドネシア)、チュラロンコン大学(chulalongkorn University、タイ)、ベトナム国家大学(Vietnam National University、ベトナム)兵庫県立大学、北京大学(中国)、天津大学(中国)、香川大学、北陸先端技術大学院大学
・ポスドク
ウッチ大学(University of Lodz、ポーランド)、大阪大学産研、東大物性研、筑波大学、東西大学(中国)、CNRS(フランス)
◇その他
・精密工学コース(大学院)の募集要領は
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